平和への祈りコンサートVol.7 無事終了!

DATE : 2014.07.28, CATEGORY : Blog

2014年7月26日(土)
広島県 原爆ドーム近くのアステールプラザにて開催された
コンサートは無事終了いたしました。



緊迫のリハーサル風景

400人以上のご来場でほぼ満席。

約90分の公演は前半が元劇団四季で活躍され今も幅広い分野で活躍
されているJkimさん、加納薫さん、シードオブピース理事長 道田さんと
広島交響楽団の津田さんによる様々な名曲の演奏。
キャッツの名曲もご披露の素晴らしい歌のステージでした。

後半は楽曲制作を毎年担当させていただいている被曝体験朗読劇の
上演。
今年は地元 沼田高校演劇部も加わり朗読+ミュージカルという
これまでとは少し異なる演出のステージとなりました。


演劇ラストは劇中のストーリーを実際に体験された川崎さんによる
凄まじい体験の記憶が語られました。

原爆投下、被曝の惨状はもちろん、核実験の被曝で苦しんだご友人
のお話しなど核兵器・戦争の無い平和を願うメッセージ。

今回コンサートを拝見させていただき、改めて思うことは
この活動をもっと広く日本中で開催するべきだと感じます。

特に北海道ももちろん、広島から離れた地方では、終戦記念日に
近づくと、ドラマや特集などTVで放送されますが、一年に一度
振り返ることであってはいけないと思いました。

広島ー北海道 遠くて中々難しいですが、シードオブピースのメンバーと共に
何とか北海道公演を実現したいという目標も強まりました。

メンバー、スタッフの皆様お疲れ様でした!
ご来場の皆様ありがとうございました!



話しは変わりますが、私が“戦争”について考える切欠となった
出来事は、小学6年生頃に父親から借りた“はだしのゲン”の単行本を
読んだこともありますが、祖母の家に飾られた若い男性の遺影が気になり
祖母にこれは誰かと尋ねると“お兄さん”“神風特攻隊”だと聞かされました。

後に特攻隊のことを知り、衝撃を受け、「本当はどんな気持ちだったのだろう?」
「本当の気持ちを知りたい」という気持ちが強くなりました。

それからはノンフィクション、実話を元に制作された戦争映画など多くを
見聞きしましたが、未だに答えというものはわかりません。

やはり「リアル」は体験した方でなければわからないことだと思います。

平和への祈りコンサートでは実際に体験され一命をとりとめてこられた
方々ご本人のメッセージを聞くことができます。
これは現在はもちろん後世にとっても大変貴重な財産だと思います。

もし、まだ見たことの無い方も機会がありましたら是非こういったコンサートや
お話しに耳を傾けていただきたいと願います。

短い日数でしたが貴重な時間を過ごさせていただき、新しい出会いにも
恵まれました。

ここ北海道も昔と比べる気候が変化してとても暑いですが、
広島から戻ってみると、やはり涼しいですね(笑)
とはいえ日中は30度前後になるので暑いには変わりませんが、、、

みなさん熱中症に気をつけてお過ごし下さい!

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